こんにちは、みなさん。 おもしろ!ふしぎ?実験隊です。
あっちゃん先生こと、久保庭敦男さんより、『もうひとつの名月』についての記事のアップがありました。この前、『中秋の名月と秋の七草』
http://tsukuba-ibk.com/omosiro/2012/10/post-214.html
のおはなしをアップしたような気がしますが・・・・・あっちゃん先生のお話を読んで、また空を眺めてみてください。
http://tsukuba-ibk.com/omosiro/2012/10/post-214.html
のおはなしをアップしたような気がしますが・・・・・あっちゃん先生のお話を読んで、また空を眺めてみてください。
画像・文:あっちゃん先生こと久保庭敦男氏。クリックすると画像は大きくなります。

もうひとつの名月
9月の下旬に「中秋の名月」のお話しをKUBOさんの実験隊ブログに載せていただきました。今年2012年の中秋の名月は9月30日でしたね。
10月ももう下旬ですが、和菓子コーナーに行くとまだ「お月見団子」の貼り紙があって、お団子が売っています。「おや、売れ残ったのかなぁ?」なんて言わないでください。そういう和菓子屋さんこそ、伝統を大切にしているお店。実は、秋にはもうひとつの名月があるのです。
中秋の名月は旧暦8月15日の満月(十五夜の月)のこと。その日は秋の収穫を感謝しながら、一年で最も美しいと言われる月をながめる「お月見」です。現代の暦では9月8日から10月7日のあいだの満月の夜になります。
稲刈りのシーズンなので、もちろんお米も収穫できているでしょう。でも月にお供えするのは「月の形に似たもの」という習わしがあるようです。だからお米をこまかい粉にして丸い団子(だんご)にします。地方によっては団子の数や、三方(さんぼう/団子をのせる台)にのせる方法まで決められているようです。そのほか、この時期に採れる丸いサトイモをお供えする地方もあるそうです。中秋の名月を「いも名月」と呼ぶこともありますよ。
昔の人は中秋の名月のあと、さらに涼しくなった頃に空にかかる月も美しいと思ったようです。そこで、名月の次にやってくる旧暦9月にもお月見をすることにしました。ただし、今度は十五夜ではなく「十三夜」。つまり旧暦9月13日の、満月二日前の月です。
なぜ13なのかということははっきりしていませんが、上写真のようにおまんじゅうの形をしている十三夜の月は「まだ完成していなくて、何だか気になる」感じで、あっちゃん先生も大好きです。小学生のみなさんではまだ分からないかも知れませんが、こういう感じを「趣(おもむき)がある」と言うのでしょう。
旧暦9月13日のお月さまは「後の月」「二の月」などと呼ばれ、中秋の名月とならんで二番目に美しいと考えられました。そして、今度はイモではなく、豆や栗をお供えして月見を楽しみます。二の月の別名は「まめ名月」「くり名月」です。
十五夜と十三夜を両方見られた人は幸せになれるし、片方しか見なかった人は縁起が悪いと言われました。風習を大切にしてきた昔の人の考え方は面白いですね。
科学として月を観察する、というだけでなく、空を見たり自然を体験して感じることは心を豊かにしてくれます。優しい気持ち、穏やかな心、豊かな想像力・・・そういうものが科学の知識といっしょに育つと良いなあと、あっちゃん先生は思います。
2012年の「二の月」は10月27日。夜がぐんと寒くなる季節、十三夜の名月を見上げてみてください。

27日は、東小まつりだったね。たぶん晴れるようだから、空を見てみようね。(#^.^#)

