金星の太陽面通過byあっちゃん先生

こんにちは、みなさん。                            おもしろ!ふしぎ?実験隊です。

このところ、空の情報をいろいろ教えてくださっている、あっちゃん先生こと久保庭敦男さんが、、『6月6日の金星の太陽面通過』について詳しくお知らせしてくれたので、ご紹介しますね。

ここからの写真と解説:あっちゃん先生こと久保庭敦男氏
写真は、クリックすると大きくなります。


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日が沈むと、まだ空が明るいのに西空にかがやきだす一番星。昔の人が宵の明星(よいのみょうじょう)と呼んだその星は金星です。金星は地球にいちばん近い惑星で、太陽を回る道のりは地球よりも内側にあります。明け方の東の空に見えることもあり、そのときは明けの明星と言われますね。(下写真は明け方の金星。すぐ下に一緒に光ってるのは木星です。金星のほうが明るいね!)

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金星は太陽との位置関係から、月と同じように満ち欠けをします。最も大きく見える時期は太陽系最大の惑星である木星よりも大きく見えるほど。なんと、小さな双眼鏡でも形が分かります。

じゃあ、いつごろ大きく見えるのでしょうか?それはもちろん地球に近いとき、つまり、金星が地球と太陽のあいだを通っていく時期です。でも、太陽のすぐ近くに見えるわけですから、夕方でも明け方でもない、昼間の青空のなかで探すことになります。ちょっと難しそうですね。

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そういわれるとやってみたくなっちゃうのがあっちゃん先生。上の写真は2006年1月12日、太陽を通り過ぎるわずか1日前の金星の姿です。(実際は青空のなかの写真なのですが、そのままだと金星がほとんど見えないから背景を暗くしてあります。)三日月形というよりもさらに細くてビックリしちゃいます。せっかく見かけが大きい時期なのにこう細くては、広い砂浜に落としたぬい針を見つけるようなもの。

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せっかくだから、太陽近くを通ってゆく金星がどんなふうに形を変えるか、連続で見てみましょう。2006年始め頃の写真です。2006年1月13日がいちばん太陽に近い日でした。こうしてみると、「2006.1.12」って書いてある右下辺りに太陽があって、照らされているほうが光っていることがよく分かりますね。

見かけ上、金星は太陽のすぐ上かすぐ下の空を通り過ぎます。でも、ピッタリ太陽を横切ることはなかなかありません。たまたま太陽を横切るとき、「金星の太陽面通過」という現象になります。そう、6月6日に見えると話題になっているものですね。このときの金星は他のどの時期より大きく見えるわけです。

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2004年6月8日にも金星が太陽の前を通ったことがあります。残念なことに九州から東北南部の全域で前日までに梅雨入りしてしまい、お天気が良くありませんでした。上の写真はそのとき雲間から撮った貴重な1枚。晴れていた北海道などはたくさんの観察報告があり、金星が太陽につつまれたままの日没も見られたようです。今回は梅雨入りちょっと待ってほしいよね!

太陽面通過のとき金星は太陽の光の中にいますから、丸い影に見えます。大きさが違うけれど、ちょうど日食のときのお月さまと同じですね。ミニミニ日食と言えるでしょう。明星という美しい呼び名はどこへやら、ちょっと不気味な金星ですね。当然、まぶしいので直接目では見えません。日食観察と同じ方法で、注意して観察する必要があります

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2012年6月6日の太陽面通過では、金星は6時間以上かけて小さな太陽をのんびり横切ります。今回は太陽に入ってから出て行くところまで全部見ることができるんですよ。日本全国で見える時刻や位置にほとんど違いはなく、だいたい朝7時10分に始まり、午後1時47分ごろに太陽から出て行きます。いちばん太陽の中心に近いのは10時30分ごろになります。なお上の予想図は上方向が天の北極(北極星の方向)を向いてる図なので、実際の金星の影は左や右に回転した位置に見えます。

どうして日食と比べて2倍も時間がかかるかというと、金星が月よりずっと遠くにいるためです。実際の金星は平均で1秒あたり35kmも移動する猛スピード(日本縦断がわずか1分半!)で動いていますよ。

太陽面通過を前に、いま金星はどこにいるのかな?そう思って、通過の10日前に青空のなか探してみました。いたいた、太陽を手のひらでかくすと、一緒にかくれちゃうくらい近い!こんなに近くだと空がまぶしいし、ちょっとでも雲があると見えません。でもがんばって写真を撮ってみました。5月27日午後4時頃の金星です。

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だいぶ細いでしょう?もうすぐ太陽に到着しそうだって分かります。できれは通過後も撮ってみたいのですが、もしかすると梅雨に入っちゃってるでしょうか・・・。6月6日は晴れるといいですね。事前に朝7時から午後1時のあいだちゃんと太陽が見える場所を調べておきましょう。それから日食観察メガネの使い方、もう一度思い出してね。メガネをしないで太陽を見てはいけませんよ。すでに7月と同じ太陽の高さですから、熱中症や日焼けにも注意してね。

今回のお話は下の記事もあわせて読んでください

http://tsukuba-ibk.com/omosiro/2012/05/post-161.html

金環日食はこれから何回もチャンスはあるけど、金星の太陽面通過は今回がいきなり一生に一度のラストチャンス。思い出に、ひと目で良いから観察しておきましょう

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先日の金環日食と比べて、イマイチ、地味だなと思っていた、KUBOさんですが、今年を逃すと、あと、105年間はないらしいのです。w( ̄Д ̄;)wワオッ!!

一応お知らせしておきますと…次回は

  2117年12月11日 (〃´o`)=3 フゥ

後おまけで、水星の太陽面通過だったら、

  2032年11月13日(30年後)のようです。(。・x・)ゞラジャ♪

も一つおまけで、金星食

  今年の8月14日に起こります。φ(・_・”)メモメモ

  実はこれは魅力的なんじゃないかな?と思っているのですが・・・ヘ(ё_ё)ノ ワーイ

  後、6月4日は部分月食でしたね。(* ̄0 ̄)/ オゥッ!!

ぜひ、安全に気を付けて、楽しい観察をして、報告してね。

 

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